How to リフォーム【STEP03】 マンションには構造体などの『共用部分』と個人の所有権となる『専有部分』があり、リフォームが可能な範囲は『専有部分』のみです。また、管理規約の制限や構造によって工事が出来ない箇所もあるので事前に確認をしておきましょう。 ☆出来るリフォーム☆*水廻り設備取替リフォーム*コンセントの増設*照明取替・増設*壁紙貼替リフォーム*室内ドア取替・取付*収納造作リフォーム*内窓取付リフォーム ☆出来ないリフォーム☆×外観に影響を及ぼすリフォーム*玄関ドアの交換(内側にシートを貼る・塗装は可能です。)*窓サッシの交換(全戸共通である必要があります。ガラスのみの交換も色味が異なるので管理会社への確認が必要です。)*サンルーム等の設置*給気口の増設(エアコンの室外機1台に対して室内機を増設出来るマルチエアコンも検討してみましょう。)×共用部分に係るリフォーム*竪管(給排水・ガス管・電気配線等)の通るパイプスペース部分のリフォーム*ラーメン構造のコンクリートの柱や梁・床及び天井、壁式構造の支えている壁のリフォーム(ラーメン構造の間仕切り変更リフォームは可能です。) ☆要確認なリフォーム☆*換気扇の移設(排気ダクトの距離により吸い込みが悪くなります。)*水廻り設備の移設リフォーム(移動距離長く、床下スペースが十分に無いと傾斜が付けられず水の流れが悪くなります。管が下階の天井裏を通っている場合は移設は出来ません。)*床の張替えリフォーム(床材の遮音性能に規定がある場合があります。)*段差解消リフォーム(配管が通っている場合があります。)*電気容量の増えるリフォーム(マンションにより供給量が決まっているので、オール電化・床暖房・マルチエアコン増設等、電気使用量が増える場合は容量を増やせるのか確認が必要です。) 間取り変更をお考えの場合はご自宅のマンションが【ラーメン構造】か【壁式構造】かを確認しておきましょう。【壁式構造】は基本的には5階建て以下にしか認められていません。壁で建物を支えているので撤去出来ない間仕切り壁があります。6階建て以上のマンションの場合が多い【ラーメン構造】は梁や柱が壁より飛び出していてゴツゴツした印象のお部屋です。柱・梁・床及び天井のコンクリート部分とパイプスペース等の共用部分は工事が出来ませんが、室内の間仕切り壁のほとんどは取り外しが可能です。どちらか分からない場合は管理会社に確認をしてみるか、リフォーム会社に調べてもらいましょう。